Martin 000-42 バインディング剥がれ修理のご依頼
Martin 000-42 は1934年に登場し1943年ごろに生産が終了されました。1992年にエリック・クラプトンがMTVの「Unplugged」LIVEで使用したことをきっかけに注目され、2000年代からリイシューモデルが継続販売されています。
バインディング剥がれ修理のご依頼です。
Martin000-42のバインディングの素材はアイボロイドと呼ばれる象牙風の外観をしたセルロイドです。象牙のような木目模様が入っているので高級感があります。しかしながら吸湿性があり変形や変色を起こすことがあります。保管には気を配る必要があります。ボディ形状的にはオーディトリアムだからということもなくドレッドノートでも見受けられます。材質の影響が大きいと思います。
ちなみに近年のバインディングはボルトロンというプラスチックの一種が使われています。Martin社では 000-28 D-28 など Style28系に多く使われています。
この度はリペアのご依頼をいただき誠にありがとうございました。