Martin GPC-11 全体調整のご依頼

弦高調整をメインに点検調整を行いました。


ネックコンディションから順に調整します。次にナットの状態を確認してサドル高さを調整します。若干、トラスロッド、サドルを調整しました。


ボディの右肩側がカットされている形状をカッタウェイと言います。ハイポジションが押さえやすく人気があります。このカッタウェイには大きく2種類があります。こちらのMartinギターのような形状を「ベネチアンカッタウェイ」と言います。語源は「謎」です。イタリアの歴史や地理とは関係ないようです。丸味を帯びた角が特徴です。又、角が尖った形状のものを「フローレンティンカッタウェイ」と言うそうです。どちらもイタリアの歴史・地理には関係無いそうです。ベネチアのゴンドラの先端は尖ってます。が・・・?。ややこしいですがそういう感じです。

この度はリペアのご依頼をいただき誠にありがとうございました。

2023年09月25日