Fender ストラトキャスター 電装類交換のご依頼
セレクトスイッチに接触不良があったので交換のご依頼です。
セレクトスイッチ(SW)の働きは複数あるピックアップを搭載したギターでどれを使用するかを切り替える役目です。ギターで使われるスイッチの種類は大きく分けて2種類あります。画像のストラトキャスターに使われているものがレバー・スイッチです。レスポールではトグル・スイッチが使われています。それぞれ構造がまったく異なります。レバーSWは銅板を使って接点としています。トグルSWはリレーの接点のような構造です。そもそもリレーってなんぞや?ですがそこは割愛します。今回はレバーSWについてもうすこし説明します。セレクトにはネック、センター、ブリッジのピックアップを個々に選択する3ウェイ(Way)とネック、ネック+センター、センター、センター+ブリッジ、ブリッジと選択できる5Wayと2種類あります。ネック+センターとセンター+ブリッジをハーフトーンと言われています。ピックアップが増えているのにハーフです。おそらく抵抗値が並列接続の為、半分になるからだと思います。
エレキギターを弾かれるかたには今更の内容ですがこれからエレキギターを始めようかなぁとか少し興味ある方にむけてざっくりと説明してみました。あとはご自身で調べてみて下さい。そのほうがより深くわかったり、わからなくなったりします。回り道したり、寄り道したりして下さい。それも楽しいですよ。これからもきっかけみたいな大雑把な記事を載せていこうと思ってます。
この度はリペアのご依頼をいただき誠にありがとうございました。