TOKAI ストラトキャスター リフレットのご依頼
1970年代後半のTOKAIストラトキャスターの代表モデル Springy Sound(STシリーズ)です。
リフレットとピックアップ交換のご依頼です。
1970年代後半~80年代初頭にかけての日本製のギターが国内外で高い評価を受けています。その理由を探っていくと「スーツ訴訟期」というワードが出てきます。要約すると当時の日本メーカーがアメリカ製オリジナルブランドのデザイン・ロゴ・形状を精密にコピーして製造・販売していたことに対してご本家が法的措置を取ったり、取ろうとした時期のことです。技術的な問題ではないところでザワついていたと言う点が、当時の日本製のギターが単なるコピーではなく、実質的にオリジナルモデルと比較しても十分なクオリティーを持っていると言われているその裏付けになると思われます。その後、FenderやGibsonは日本メーカーと提携を結び日本製FenderやEpiphoneなどが正規にライセンス生産されています。
この度はリペアのご依頼をいただき誠にありがとうございました。