Gibson J-45 表板クラック補修のご依頼

Gibson J-45は「The Workhose」(頼りになる馬車馬)という愛称で親しまれています。


サウンドホール周辺部のクラック補修のご依頼です。


「馬車馬」?西部劇に出てくる幌が付いた荷車を牽く馬です。目隠しをされてひたすら走らされている馬です。おそらく「馬車馬のように働く」という意味合いかと思います。「身を粉にして働く」とか「がむしゃらに働く」と言い換えるとそうなります。ようするに「ガンガン弾き込めるぜ」的なことじゃないかなぁと思います。

当工房にリペアご依頼でお持ち頂くそこそこ年代物のGibsonは同年代のMartinや国産ギターと比較すると確かに「ガンガン」って感じるものがあります。音もそうですがフィジカル的なコンディションもそこそこです。ごっついかんじのネックがそう思わせるのかもしれません。

この度はリペアのご依頼をいただき誠にありがとうございました。

2025年06月25日