Martin D-28 バインディング剝がれ修理のご依頼
ドレッドノートは幾多のメーカーから生産販売されています。こちらがその大元です。
バインディング剝がれの原因は素材の収縮が大半をしめますが、こちらは何らかの応力が加わって剥がれた様子でした。何らかとはネックリセット時によるもではないかと判断しました。よって修理は現在ついているバインディングを剝がさずにボディーに貼り付ける方向で行いました。
D-28が現在の14フレットジョイントになったのは1934年からです。30年代アメリカは不況下にありましたが、このD-28はカントリーミュージックの隆盛とともにすごい勢いで広まっていったそうです。日本では1970年頃からフォークソングブームに便乗してかどうか知りませんがコピーモデルが生産販売されはじめました。
この度はリペアのご依頼をいただき誠にありがとうございました。