Epiphone レスポール 塗装タッチアップのご依頼
不具合箇所の修理とヘッド裏の打痕の補修依頼です。
不具合箇所は
1.PUセレクトSWの破損 → SWを交換
2.フロントトーンが効いていない → ポットとコンデンサーを交換
その他、クリーニング、フレット磨き、弦交換、オクターブチューニングも行いました。
塗装は打痕の周辺部を削り、シーラー → 着色 → トップコートの順で補修しました。
オリンピックホワイトのボディー色とペグやT.O.P&S.T.Pのゴールドがとても映えてます。そしてコントローラーのブラックがそれらを引き締めてますね。画像で見るよりもいいかんじでした。ペグもマグナムロックに変更されていてチョーキングをしても狂いにくいのでこれもいいかんじですね。
Epiphonは来年2023年で創業150周年になります。ほぼほぼ日本に蒸気機関車が走り出した頃です。ギリシャでバイオリンなどのリペアショップから始まり、その後、アメリカに渡りました。Les Paul 氏が夜な夜なEpiphoneのニューヨーク工場で研究に明け暮れ作り出したソリッドボディーの原型がのちの Gibson Les Paul Model へと展開していきました。Epiphoneでは現在、様々なスタイルと価格帯の製品が展開されています。多くのファンがそれぞれの音楽を楽しんでいますね。この度はリペアのご依頼をいただき誠にありがとうございました。