Takamine NPT-115 全体調整のご依頼
Takamine NPT-115 全体調整のご依頼です。
弦高の調整がメインでのご依頼でした。
弦高が高くなってくる原因には
1.ネックが順ゾリしてきている。
2.ボディーのブリッジ下側が膨らんできている。
3.ネックとボディーのジョイント部でネックが起き上がってきている。
4.そもそも調整が高い。
などです。これらが重なり合って現在の弦高になっています。
作業は一つ一つを調べてコンディションを調整していきます。トラスロッド調整だけで解消することもありますが場合によってはそれなりの処置を施すこともあります。ご希望をお伺いして現状を説明させていただき相談しながらリペア方針を決めさせていただいてます。
今年、2022年もあと半月になってしまいましたが、タカミネ・ギターは今年で60周年、祝還暦です。エレアコが製品化されたのは1978年。以降、国内外の多くのミュージシャンによって数多くの名曲がプラグインで奏でられすばらしいパフォーマンスを支えてきています。又、発売されているモデルは豊富なバリエーションです。多様な発想を形にされています。気にいっている点を上げるとたくさんあります。ここで述べるよりは一度、手にされるとその素晴らしさがわかると思います。
ご依頼主様もリペア後、手に取って喜んでおられました。この度はリペアのご依頼をいただき誠にありがとうございました。