Fullertone 弦交換のご依頼
Fullertone LEAD SOUL 弦交換のご依頼です。
弦交換に併せてフレットの研磨と指板に「ねこだまり工房」のWAXを塗布させていただきました。
Fullertone ギターは国内の工房で作られています。ビルダーは「田中千秋」さんといわれる方です。ポリシーは「掃除にはじまって掃除に終わる」だそうです。掃除をすることで一日の作業工程の始まりと終わりを確認されていると察しました。ご本人に聞いたわけではないので想像ですがもっと深いものがあると思います。
一日の作業が終わって明日はそのつづきということはよくあります。使っていた工具を一端は蔵います。汚れや破損などをチェックして所定の場所に戻します。当然、掃除もします。明日、またすぐ使うのですがこうすることで気持ちを整えます。なんか体にまとわりついたよけいな静電気を除去するかんじです。除電というか「邪念」を払うようなものです。ルーティーンとかよく言われますがそういったものです。翌日、綺麗に整理された工房の作業台から始めます。ご依頼をいただきお預りしているギターは「唯一無二」です。そこのところを再確認して大切にしています。
この度はリペアのご依頼をいただき誠にありがとうございました。